JTAオリジナルトートバックができるまで

2024年の春先、数名のJTA客室乗務員の方にティーラ・アースにご来店いただきました。

そして、JTAの機内販売用の商品に、BRANCHRSの商品を取り扱いたいとのお話をいただきました。

 

実は、10年以上前、まだ妹ブランドのBRANCHESを立ち上げていなかったころ、

ティーラ・アースのジュエリーが、機内販売でお世話になったことがあり、

当時のことが懐かしく思い出され、またこうしてお声掛けいただいたご縁をとても嬉しく思いました。

 

2月にはいり、ご要望のあったBRANCHESの商品の中でも圧倒的な人気のあるトートバックをご提案しに那覇に向かいました。

 

出張の際には、JTAに乗る機会の多い私。

 

機内ではからなず、Coralwayを手に取り拝読しますが、今回はBRANCHESの商品がこの紙面に掲載されるイメージと、機内でお客様が手に取っていただくことを想像しつつ

いつもとは違う気持ちのフライトでした。

 

 

打ち合わせでは、数名お集まりいただき、いろいろなご意見をいただきました。

女性ばかりのミーティングは、実際に、いち消費者目線の意見をいただくことが多く、参考になります。今回は、せっかくなので、JTAオリジナルの刺繍を施すことで話が進んでいきました。

 

本体の帆布生地の色も数色からしぼり、BRANCHESのロゴの刺繍も数色ご提案。

サイドに施す飾りの革のカラーも2色から。

とても活気のある商談となりました。

それから、打ち合わせを重ねるうちに

客室乗務員の方から、滑走路の刺繍を入れたらどうかとのご提案をいただきました。

それも、石垣島の滑走路番号 04/22 をいれた滑走路のデザイン。

この発想は、業界の方ならではのもので、とても面白いと思いました。

 

早速デザインをし、サンプルの刺繍を試しました。

なるほど、赤い飛行機が空を舞う刺繍の下に滑走路を加えたことで、

より飛行機が大空に飛び立つ様子がリアルに感じる刺繍となりました。

 

こうして、

現場の意見も聞きながら、作り上げていったトートバックです。

手作りなので100個足らずしか作れませんが、旅の思い出とともにお使いいただけたら嬉しいです。